2021.05.01 07:53終点の氷細工屋(お題は花言葉)少し前のことになりますが、またまた文戯杯に参加させて頂きました。結果 ゲストとして掲載していただくことになりました。この機会に少しだけ考えたことを書き置いておきます。この話のテーマって何のつもりで書いたんだろう。読み手さんの受け止め方は自由。書き手と違った視点で読む人が居るのは当然で、国語のテストみたいに「正解」を求めるものではない、と思っています。そして「家族」について。どんな話でも私は登場人物の生まれ育った環境とか背景は大事だと思っています。描く文中にはっきり出すかどうかはともかく、今は生きていなくても、傍にいなくても、会ったこともなくても、交流がなくても、憎しみ合っていても、血のつながりだけ、または、血のつながりに限定しないとしたら「家族のいない...
2020.09.22 07:01泣き女第58回 てきすとぽい杯〈夏の特別編・前編〉参加作品です。お題は「涙」。そして「前編」となる、というお題の意味がよく解っていなかったので 一応完結したつもりで書いています。他の作品を読んで 後で気が付いたのですが 「続き」を促すような書きたくなるような そういう魅力のある「前編」を書くのが本来のお題の意図だったのかなと思いました。そんな作品にも関わらず、早速「後編」を書いてくださった方がいらしたので 良かったなと思います。私が考え付かなかったような、くすっと笑えるところもある素敵な「後編」です。本当に有難うございます。とはいえ、投降後 色々な書き足りていない部分に気づき。「後編」を第58回 てきすとぽい杯〈夏の特別編・後編〉を自分でも書いて参加。一応ひ...
2020.03.03 09:24たすけ舟の家今回のてきすとぽいの「文戯杯」のお題は「気づいて、先輩!」でした。学生か社会人の先輩と後輩、うーんラブストーリー?告白までの甘いお話?とか、と考えたものの、ストーリーが全く膨らまず、「人生の先輩=お年寄り」の話なら書けそうだと思って取り組んでみました。ちょっとお題に無理やりのこじつけっぽい感もないことはないのですが、お許しを(汗)文藝雑誌「文戯」春号に掲載して頂けることになりました。ああっ、掲載は「春号」だったんだ。季節感ズレてしまいました。残念。-----------------------------------------------------------その家は「こども一一〇番の家」だった。子供が身を護る時に、頼っていいという「助け舟」になる...
2020.01.06 08:20メリークリスマスの冷蔵庫(カヤ&サク 1)12月にクリスマス関連の物語を書くのも何回目でしょうか。今回は2時間の時間制限での紅白2組の「てきすとぽい杯」、お題は「食べる」と「作る」。「作る」方で参加させてもらいました。なかなかオトナになり切れないオトナ女子の恋愛風味。バラェティ豊かな他の作品も併せて どうぞ。
2019.05.11 09:35ガラスの靴の魔法は解けない第50回 てきすとぽい杯 一時間半の時間制限&三題のお題「0時5分」「異国情緒」「忘れ物」時間も間に合わず、内容も中途半端でした。残念。 でも楽しく書かせて頂きました。また 長いお話のネタに使おうと思います。
2006.03.31 08:05出発のときじゃあね。うん。元気でね。うん。引き止めなかったね。うん。待ってるとも言わないね。うん。試しにさ、言ってみたら?遠距離恋愛なんて オレぜーったい無理。きっと そばにいるちょっとタイプの子に彼女と会えなくて寂しいねん、とかなんかすれ違いなんや~なんて言って気ぃひいたりするねん。相談なんやけどぉなんて 言って呼び出したりして「そんな遠くの彼女なんて やめて、アタシじゃあかんの?」なんて言われてなめっちゃ暗く 重くなって飲んでつぶれてな、彼女に慰めてもろたりして そのうちいい感じになったりしてなでも、手紙には よう書けへんねん。「早く会いたいね。」なんて 書くねん。で、自分の嘘に落ち込むねん。あほ。ほんまやわ、こんな あほといつまでも付き合ってられへんわ。じ...